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PS4:人喰いの大鷲トリコ

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ワンダと巨像』から11年、発表から7年。
Team ICOの新作『人喰いの大鷲トリコ』が、紆余曲折を経てついに発売。

ICO』でのヨルダ、『ワンダ』でのアグロのような「パートナー」として、本作では巨大な鷲のトリコと共に行動しますが、このトリコがなかなかスゴイやつです。
高いところにも飛び乗れるし、敵がいれば真っ先に駆けつけてバラバラにしてくれる。
「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな…」と言いたくなるぐらい万能。
狭くて主人公しか通れない部屋でも、声を掛ければにょきっと顔を出してくる。可愛い。
困ったときはトリコの上に乗って、次に進むべき場所を一緒に探したりしました。

何よりも、トリコが側でずっしりと構えていてくれるだけで、妙な安心感があります。
付属のブックレットで上田氏が「今作は、大きなものにゆっくりしがみつきながら、場の臨場感を強く感じられる世界にしたい」と述べられています。
トリコという便利で巨大なパートナーがいることから、今作は高所など危険な場所での移動が多くなっています。
そして、「しがみつける」存在が常に安心感を与えることで、シビアなゲーム性を中和してくれるのです。
時に助け合いつつも、基本的にはパートナーに全てを委ねられるのが、前作までのパートナーと異なる立ち位置にあると言えます。
AIが時々おバカで、全てを任せきれないのも正直なところですが…。

クリア後のおまけ要素はほとんどありません。
キャラクターを動かしてるだけで本当に楽しい、というシリーズなので、タイムアタックとか本当はいらないんですがあるんですよね。
ワンダはまだいいんだけど…ICOとかハゲ加速装置でしかなかったし、今回はもっとハゲそう。

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